2019-20 V.LEAGUE FINAL STAGE FINAL8 滋賀大会が1月18日(土)、19日(日)に
YMITアリーナにて行われ、JTマーヴェラス、久光製薬スプリングスと対戦しました。
18日のJT戦では、1セット目、1本目から渡邊選手のクイックが決まり、荒木選手の速いサーブ、内瀬戸選手のブロック得点で流れを掴み、10点の差を広げます。相手は2枚替えで攻撃枚数を増やそうと試みますが、相手エースのスパイクを榊原選手が素早い反応で拾い、得点を与えません。そのまま流れを渡さずにセットを先取します。
2セット目、藪田選手のブロックが光り、ネリマン選手がバックアタックを要所で決めます。相手の守備も粘り強く、拾ってはエースにトスを集め、際どいコースへと打ってきます。22ー19とクインシーズが一歩リードしている場面で藪田選手の渾身のブロックアウトが2連続で決まり、セットを連取します。
3セット目、ミドル陣のブロックが機能し、上手くワンタッチを取ると、内瀬戸選手が安定した守備をみせ、クインシーズがリードをします。最後まで気持ちを切らさずにストレートで勝利を掴みました。
19日の久光製薬戦では、序盤から藪田選手のスパイクが相手コートのライン際やブロックアウトなど、連続で決まり勢いに乗ります。ミドル陣のブロックが機能し、相手の攻撃を抑え込み、20ー12と大きくリードします。山上選手の高さを活かしたトスに、渡邊選手がタイミングよく合わせ決定打を放ち、セットを先取します。
2セット目、内瀬戸選手が指先を狙ったスパイクを決めると、相手エースも力強いスパイクでブロックを吹き飛ばし、終始接戦となります。藪田選手のサービスエースやチーム全員の粘り強い守備から得点に繋ぎ、一歩抜け出したいところでしたが、要所で相手エースのスパイクを抑えることができず2、3セットを落とします。
4セット目、負けられないクインシーズはスタートから応援団の声援を力に変えて、大きくリードします。荒木選手のサービスエースやネリマン選手の高い打点からのスパイクで得点を重ねセットを取り返します。
5セット目、緊迫したムードの中、序盤、ネリマン選手や荒木選手の粘り強いブロックで得点を重ねます。しかし、相手の高いブロックや気迫あるスパイクにリードを許し、最後は相手のサービスエースから流れを渡してしまいフルセットの末、敗れました。
【志智選手コメント】
土曜の試合は、負け越していたJTに勝つことができ、チームにとって大きな自信となりました。
日曜の久光製薬戦ではフルセットで敗れ、ファイナルへの切符を逃してしまい、本当に悔しいです。
この悔しさを絶対に忘れず、日々の練習に励み、天皇杯・皇后杯で日本一になります。
今シーズン最後まで温かいご声援をありがとうございました。
Vリーグ開催期間はたくさんのご声援をいただき心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
今後は3月に開催される天皇皇后杯での優勝へ向けてチーム一丸となり練習に励んで参ります。
引き続き、トヨタ車体クインシーズへのご声援をよろしくお願い致します。